コロナ禍以前は、多くの就活生から人気を集めていた航空業界。
直近では、採用も再開し、コロナ禍からの順調な立ち上がりを進めております。
そんな人気のある航空業界ですが、選考を受ける上で、業界の歴史や職務内容など理解すべきことは多岐にわたります。
業界研究を進める上でオススメの本を3冊紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
主要企業
業界規模:1.3兆円(2020年度)
主要企業(2019年度※コロナ禍前 関連事業売上高)
日本国内 航空会社
- ANA HD (1.9兆円)
- 日本航空 (1.4兆円)
- スカイマーク (900億円)
海外航空会社
- アメリカン航空 (457億ドル)
- デルタ航空 (470億ドル)
- ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス (432億ドル)
給与・待遇
- 平均年収:678.4万円
- 平均勤続年数:14.5年
- 平均年齢:39.2歳
(出所:日本航空 2021年3月 有価証券報告書)
業界研究に役立つ本3選
航空業界の業界研究を進める上で役立つ本を、3つの観点で★☆☆☆☆~★★★★★評価し、紹介します。
オススメ度(読みやすさと役立ち度を踏まえ購入する必要があるか?)
読みやすさ(学生にも読み進められる難易度で書かれているか?)
役立ち度(就職活動を進める上で必要な情報がまとまっているか?)
気になるものがあれば、ぜひ購入してみてくださいね。
No.1 エアライン・ビジネス入門
(参考価格:2,200円)
オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★☆
役立ち度 :★★★★★
航空業界の事業構造や職種・業務内容など、幅広くわかりやすく理解できる一冊です。
また、コロナ禍の最中に出版されたこともあり、航空産業をめぐる流れ・変容についても丁寧に解説されています。
航空業界のビジネスおよび業界研究を進める上で、必須とも言ってよい一冊です。
No.2 JALの奇跡 (稲盛和夫の善き思いがもたらしたもの)
(参考価格:1,760円)
オススメ度:★★★★☆
読みやすさ:★★★☆☆
役立ち度 :★★★★☆
日本の航空業界において、日本航空(JAL)の経営破綻は外すことのできないビッグイベントです。
航空業会社員の部長職クラスの社員は、経営破綻の時期を経験しており、それを乗り越えたマインドセットを持っている方が非常に多いのが実態です。
就活生としてそういった社員の方と少しでも目線を合わせる為にも、JAL経営破綻はなぜ起こったのか、どのように債権を進めたのか、を理解する上で有用な一冊です。
No.3 新・観光立国論
(参考価格:1,650円)
オススメ度:★★★☆☆
読みやすさ:★★★☆☆
役立ち度 :★★★★☆
航空業界と観光業は切っても切り離せない関係にあります。
その為、航空業界を志望する上で観光業への理解と課題を認識することは非常に重要です。
こちらの書籍は、航空業界の業界理解が進んでおり、踏み込んだ勉強を進めたい方にお勧めの一冊です。
終わりに
業界研究に役立つ本を3冊ご紹介しました。
航空業界は、経営統合や破綻など、長く困難な歴史を歩んできました。
そして、現在各企業に勤めている部長職以上の方は、それらの時代を経験してきており、そのような知識を知っていることも会話の目線を合わせる上で非常に重要です。
業界研究を進める上で、気になるものがあれば、ぜひ購入してみてくださいね。
また、就活を始めるにあたり、業界を絞らず全体を見たい方・業界研究のやり方から考えたい方には、こちらの記事もおすすめです。