メガバンク・ネット銀行・地銀 等、歴史も長く変革を続けている銀行業界。
銀行志望の方、業界研究は進んでいるでしょうか?
業界研究を楽に進める為に、役立つ本を3冊ご紹介。
特に、3冊目は業界研究をある程度進められた方にも、ぜひオススメしたい一冊です。
また、銀行業界に限らず、証券や保険など金融業界全体を見たい方は、こちらの記事がオススメです。
主要企業
業界規模:約24兆円
主要企業(2020年度 関連事業売上高)
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ (6.0兆円)
- 三井住友フィナンシャルグループ (3.9兆円)
- みずほフィナンシャルグループ (3.2兆円)
- ゆうちょ銀行 (1.9兆円)
(出所:バフェット・コード)
銀行 業界研究に役立つ本 3選
銀行業界の研究を進める上で役立つ本を、3つの観点で★☆☆☆☆~★★★★★評価し、紹介します。
オススメ度(読みやすさと役立ち度を踏まえ購入する必要があるか?)
読みやすさ(学生にも読み進められる難易度で書かれているか?)
役立ち度(就職活動を進める上で必要な情報がまとまっているか?)
気になるものがあれば、ぜひ購入してみてくださいね。
No.1 図解入門業界研究 最新銀行業界の動向とカラクリがよ~くわかる本
(参考価格:1,540円)
オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
役立ち度 :★★★★☆
業界研究の入り口として、この書籍もしくはNo.2の書籍のどちらかを読んでみるのが良いと思います。
銀行業界が抱える課題や問題などの現状理解から、そもそもどのような仕組みのもと稼いでいるのか、仕事をしているのかを理解することが出来ます。
また、最新の話題であるコロナの影響とオンライン化による変動・変化も最新動向として解説されています。
どの本を読めばいいか悩む方、まずはこちらを手に取ってみてくださいね。
No.2 図解即戦力 銀行業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
(参考価格:1,540円)
オススメ度:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
役立ち度 :★★★★☆
No.1と甲乙つけがたい、オススメできる1冊です。
No.1の書籍は、銀行の全体構造や事業構造を中心に書かれているのに対し、こちらの書籍は、より組織の仕組み・人事やそこからくるキャリアパスなど、より銀行内部にフォーカスした解説がされています。
No.1を読んで銀行の全体構造は理解できている方、説明会や自身の勉強を通じて理解している方は、次の一冊としてこちらを手に取ってみてはいかがでしょうか?
No.3 BANK4.0 未来の銀行
(参考価格:2,860円)
オススメ度:★★★★☆
読みやすさ:★★★★☆
役立ち度 :★★★★☆
今後の銀行業界において、IT化・デジタル化と、そこからくる大変革は避けられないものがあります。
本書では、ブロックチェーンやフィンテック、AIの活用などが、銀行業に対してどのような変化を与えるか、2050年には銀行業はどのような姿をしているか、を記しています。
これから銀行業界の選考を進める上で、どのように銀行業が変わっていくのか、を理解し自分の意見を持てる・説明出来ることは、他の就活生に対して大きなアドバンテージになり得ます。
No.1 No.2の本で、業界の全体理解をした後、次のステップとしてこちらの本もご覧ください。
終わりに
銀行は、IT化・デジタル化の影響を大きく受け、変革の真っただ中にある業界の一つです。
今後選考を受ける上で、正しく現状と将来を理解する為にも、ぜひ本を活用してくださいね。